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小田原歯科医師会の新会長に就任した 河野 孝栄さん

 「たまたまかな」。宮崎県から上京して大学を卒業後、妻の故郷・小田原へ。役員を20年近く務めた歯科医師会で、会長の役目がまわってきた。

 

 6月24日に開かれた総会。小田原と足柄下郡の会員を前に、「病から復活したのでがんばっていきたい」と意欲を示した。高齢化率が高まる中、在宅診療、介護施設入居者への口腔ケアなど、他業種と連携して推し進める。診療室で待っているだけでなく、地域の中に入っていく構えだ。さらに、子ども、若者の継続的な歯医者通いにも注力。「歯科は生まれる前から棺桶に入るまで、一人の生きざまを見ていける仕事」と柔和な表情を浮かべる。歯科用ルーペ

 

 宮崎県の川南町生まれ。実家の目の前には、偶然にも歯科医院があった。一家のかかりつけでもあり、幼い頃には庭で遊ばせてもらっていた。そんな経験があるからこそ、「歯医者にこわいイメージはなく、通い続けることができた」。剣道で培った集中力で勉学にも励み、高校は県内屈指の進学校へ。クラスメートの半数は、医学部を目指していた。自身は将来の仕事を決めていなかったが、「そんなに医者がいてもしょうがないと思って、歯医者になろうかなと」。周りに影響を受けたような、受けていないような…。東京歯科大学へ進み、同級生と結婚。妻の父が開いていた栄町の青柳歯科医院へ勤め、36歳で院長に就いた。スリーウェイシリンジ

 

 4年前に、人生の大きなターニングポイントを迎える。大好きだった酒の飲みすぎがたたり、肝硬変で倒れて入院。「命拾いした」と振り返り、酒を断った。そこで気づいた。「酒を飲まなくても宴会は楽しめる」。歯科医師会の会員たちとも、引き続きコミュニケーションは良好だ。

 

 人脈がまったくなかった小田原。それでも、「30年近く歯医者をやってこられたので必要とされているのかな。役に立ちたい」。”たまたま”の巡り合わせに感謝している。

 

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