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手術前の口腔ケアで連携

 湘南鎌倉総合病院(市内岡本、塩野正喜院長)と(一社)鎌倉市歯科医師会(鶴岡明会長)は5月25日、同院で外科手術や抗がん剤治療などを予定する患者に対する口腔ケアに、同会所属の歯科医院が協力する協定を締結した。口腔内の細菌による感染症や誤嚥性肺炎を予防することが狙いで、関係者は「これを機に口腔内の健康が身体の健康にもつながると知ってもらえれば」と話す。歯科レントゲン

 

 今回の協定は湘南鎌倉総合病院の医師が、外科手術や抗がん剤治療を予定している患者に対して市歯科医師会の医院を紹介し、事前に歯石の除去やクリーニング、虫歯・歯周病の治療といった口腔ケアを行うよう推奨していくというもの。シェードガイド

 

 両者がこうした取り組みを進めるのは、近年の研究で口腔内の衛生状態が悪いまま手術や治療を実施すると、手術でできた傷に口腔内の細菌が入るなどして、感染症や誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まることが分かったため。実際、口腔内の状態が良い人は入院期間が短いというデータもあるという。

 

 そこで湘南鎌倉総合病院と市歯科医師会は、約1年前から協力体制の構築に向けた協議を始め、医師、歯科医師による勉強会などを重ねてきた。

 

 同院では今後、医師が患者に歯科医院を紹介するだけでなく、口腔内のチェックを「義務化」することなども検討する考え。緊急で口腔ケアや治療が必要な場合に備えて、今月中にも院内に歯科用の治療台を導入予定で、同会の歯科医師による「訪問診療」も実施していくという。

 

 塩野院長は「高度な医療を提供するために不可欠な取り組みだが、その必要性は、医師にも十分に浸透していない。協定をきっかけに手術・治療前の口腔ケアが当然となるよう、情報発信にも取り組んでいきたい」と意気込む。

 

 また鶴岡会長は「口腔の専門家として、地域におけるよりよい医療の実現に協力できることはうれしい。口腔内の日常的なケアと健康状態の維持が、身体の健康にもつながるのだということを知ってもらえれば」と話していた。

 

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